ABOUT USHUGの発足背景と今後の成長戦略
HUGの社名の由来
HUG(ハグ)という社名には2つの想いを込めています。
- 1つ目の想い共通のビジョンを持つ多くの企業様と業界の変革を目指す
- 1つ目は、親会社である博報堂、ユーキャン、そしてその2社だけではなく外部の様々な企業様と一緒に業界を変革したいという想いを込めて、HAKUHODO、U-CAN、Groupの頭文字からHUGを取りました。1社だけでは出来ないことも、2社でなら出来る。2社では出来ないことも、3社なら出来るかもしれません。では4社なら...。今回M&AでグループインしたRUH(旧社名:Road ※以下RUH)も含めて、私たちは共通のビジョンを持つ多くの企業様と一緒に、人材業界の変革を、そして日本の未来を拓いていきたいと考えています。
- 2つ目の想い人間力を高めるリスキリングを指針とする
- 2つ目は、「育むのは、人間力。」という私たちのバリューの「ハグくむ」から取りました。私たちはリスキリングにおいて、何よりも人としての人間力が重要であると考えています。ただ業務で使うスキルだけを学んでも、周囲へ配慮する気遣いができなくては、自責で捉えて成長しようとするマインドセットがなくては、人は変わりませんし求められません。常に自分にベクトルを向けて謙虚に誠実に周囲への気遣いを忘れないそういった高い人間力を持つ人こそが社会から求められると考えています。私たちはハードスキル=業務スキルだけでなく、人として重要なソフトスキルも含めて包括的に人間力を高めるサポートをしたい、そういった想いを込めたバリューの一部から社名を取りました。
HUGの注力領域
「PX | People Transformation」
リスキリングが必要とされる社会背景と参入理由
近年、日本社会は急速なテクノロジーの進化、人口の高齢化、そして労働市場の構造変化に直面しています。これらの変化は生活者のキャリアプランに深く影響を与え、新たな社会課題として「リスキリング」の必要性を提示しています。そのような社会背景の中、HUGではリスキリング⇒ヒトの変革と捉えて関連する市場をPX領域と定義し、この領域に大きな事業機会が見込めると考え参入を決意しました。博報堂、ユーキャンの既存領域とは異なる新しい取り組みとして、業界にイノベーションを起こすことを私たちは目指しています。博報堂、ユーキャン、RUHの3者の力をHUGとして結集し、私たちは市場獲得を実現します。
Core Competencies
/ グループ体制
独自のリスキングモデル
グループ体制
株式会社HUG ▶ 受講者をリスキリング
リスキリング講座を生活者に提供し、就労支援まで実施する。
⇒詳細はHUGリスキリングを参照
株式会社RUH ▶ 自社社員をリスキリング
各HR事業で業務を行う自社の社員をリスキリングし、高いパフォーマンスを発揮する。
⇒詳細はRUHサービスサイトを参照
私たちのCore Competencies
異なる強みを持つ企業が事業共創を行うJVであることを活かし、HUGでは独自のリスキリングモデルを構築しています。U-CANの『学習理論に基づくCourse Development』によって受講者が実践的に活用可能なカリキュラムの設計を行い、スキルの習得と定着を促します。またその際博報堂、U-CANの『Contents holder Network』によって業界でも著名な実績を持つ方に監修・制作としてチームに加わっていただき、リスキリング講座の共創を行います。更に受講者に対してはRUHの『コーチング理論に基づくPerformance Engineering』によりコミュニケーションを取ることで、モチベーション高く受講の修了まで導きます。また、その後のステップでもRUHのコーチングは就労支援においてはキャリアコーチング、業績向上支援においてはメンタリングとしてカタチを変えて活用されます。最後に博報堂の『生活者DMPに基づくUI・UX Design』により、サービス全体が設計され生活者にリスキリングが届けられます。コミュニケーション企業の博報堂、教育企業のU-CAN、HR企業のRUHそれぞれの強みを掛け合わせることで、独自のリスキリングモデルの構築に成功しました。
グループ体制
独自のモデルによるリスキリングは、HUGでは受講者、RUHでは社員を対象に提供先を変えてサービスとなります。どちらも実施するリスキリング内容は同様のものであり、異なるビジネスモデルでマネタイズされます。特にRUHについては『20代ポテンシャル層』が社員の多くを占めるため、彼らのキャリアステップの可能性を広げる手段としてリスキリングは活用されます。
事業成長に向けた基本方針
基本方針:内部成長と外部共創両方の戦略的推進
HUGでは設立当初からRUHをM&Aすることによって立ち上げる、外部共創を前提としたスキームを採用しました。また、JVとして博報堂、ユーキャンの資本が入る2社での事業共創体制でもあります。主に大手企業で行われてきたこれまでの新規事業では、基本的には1社単独で参入し自社リソースによって事業拡大を目指すカタチが多くを占めていました。私たちは今後はそうではなく、自社にないリソースを持つ大手企業、スタートアップ企業とリソースを持ち寄って共創することで、より価値があり、より急速な事業成長が実現できると信じています。そのため、内部成長は前提としつつも積極的に外部共創を行い、業界変革を同じビジョンを志す企業と共に実現することを目指します。